ドイツの暮らしとフェアトレード


日本でのフェアトレードの仕事を離れ、ドイツで子育て中!ドイツで過ごす日々やフェアトレードについてのブログです。
by nakazawamlibra

家族のあり方

ドイツに来てみて、家族のあり方って、本当に多種多様だなぁと思うことがよくある。

先日、隣人の息子の1歳の誕生パーティーがあった。
3組の親子が来ていたのだが、そのうち1組は「お母さん+お母さん+息子(1歳)」。
女性同士のカップルで、片方の女性の妹の旦那(要は義理の弟)が精子を提供したらしい。
精子バンクなどではなく、近い親せきから精子を提供してもらった理由は、息子がいつか本当の父親に会いたいと言い出した時に、ちゃんと説明して会わせることができるようにしたいからだという。
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一緒に来ていた夫は相当衝撃を受けていた(笑)
しかし、周りはまるで普通に受け入れており、もともと同性愛の友人や知人もいる私も「ああ、そうなのかな・・」と思った程度であった。

とはいえ、日本でも同性愛の人に出会うことは時々会っても、そのカップルが子供を育てているケースはあまり目にしない。
日本に比べると、ドイツは社会の中で同性愛者がより普通に受け入れられているように感じるので、このような家族のあり方も結構あるのかな。

また先日、最近仲良くしているドイツ人ママと話していた時のこと。
彼女は結婚して数年間ずっと赤ちゃんが欲しかったが、なかなかできず、
そこで夫と話し合って、カンボジアの孤児を養子として迎えるようと決めた。
そして、その手続きを始めるための面接の日の前日、妊娠が発覚したのだという。
最終的には、その時養子を迎えることはやめにしたのだが、その選択肢が
今後消えたわけではないようだ。

ドイツも含めて欧米では、人種の異なる養子を迎えることは珍しくはない。
しかし、日本では、不妊に悩む夫婦が養子を迎えるという選択はかなり珍しいだろう。
私はまだ親としての経験が1年しかないので確証はないけれど、
毎日その子と接して成長を見守っていると、実の子だろうと養子だろうと、そのかわいさは同じなのではないかなぁと想像してしまうものの、その決断はそう容易にできるものではない。
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人の生き方はこれだけ多様になっているし、家族のあり方も色々な可能性があっていいと思う。
それに、どのような家族が幸せかなど誰にも言えない。
一見幸せで立派そうにみえる家族で、離婚や最悪の場合殺人が起きたりするのだから。

ただ、今回のいずれのケースでも、子供がいつか本当の親に会いたいと思う時が来るかもしれない。
たとえば思春期などを迎え、周りと少し違う家族のあり方に反発するかもしれない。
子供の意志とは別に、親の選択でこのような多様な家族を作った以上、相当の責任とそういう葛藤は避けられないのかもとも思う。

変わりつつある今の世代の家族のあり方。
そのなかで育つ子供たちが未来の社会を担う頃は、社会や家族などに対する価値観がどう変わるのかしら。
少なくとも多様性をもっと受け入れる社会になっているだろうと思うし、そうなればいいなと思う。
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by nakazawamlibra | 2010-02-06 06:01 | 子育て
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