ドイツの暮らしとフェアトレード


日本でのフェアトレードの仕事を離れ、ドイツで子育て中!ドイツで過ごす日々やフェアトレードについてのブログです。
by nakazawamlibra

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初・子連れの長い夏休み・・・その条件とは?

夏休み。
想像しづらい国に行くのが好きな私としては、本当は中東とかアフリカとかに飛びたいところだが、我が家には1歳児、そして旅嫌い・飛行機嫌いの夫がいる。

ということで、我が家の夏休みの条件:
・息子が確実にぐずるので、飛行機なら直行便、2-3時間以内がベスト(夫はどこまでも車で行きたい・・・が)
・海でノンビリしたい夫
・でも文化的に面白そうな所に行きたい私
・1部屋しかないホテルだと、息子が寝入った後に過ごしにくかったり、お互い気になってうまく眠れなかったりする。
・食べ物がおいしい

などなど。
周りのドイツ人に圧倒的人気を誇るのが、スペイン・マヨルカ島。日本人にとってのハワイ的存在だろうか。とにかく行ったらドイツ人だらけらしい。
それもどうかねえ、、、と思っていたところ、たまたまドイツ人の友達が去年行ったイタリアのサルデーニャ島の話を聞いた。ちょうどイタリア人と結婚したドイツ人が住んでいるアパートがあるらしいということで、決定。
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イタリアは、私にとっては小学生の頃3年間過ごした国。
サルデーニャ島も、家族で行ったということだけは覚えている。
サルデーニャ島は、今はイタリアでありながら、19世紀に統合される前までは、ずっと独自の王国・民族でやってきた場所なので、本土イタリアとも違う文化と言われている(日本の沖縄見たいな感じかなぁ)。

とにかく荒涼とした岩山と美しい海のコントラスト。
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ビーチも地元イタリア人だらけで、そこまで混んでない。
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なんだかのんびりした町の雰囲気。
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ドイツには皆無のアルデンテ・パスタ。

などなどエンジョイしました!

そして、やはり何となーくおおらかな人々。
店でコーヒーをこぼしても、タダで新しいコーヒーをいれてくれたり、スピード違反で捕まったのに逃してくれる警官(焦った・・・)、駐車時間が少しオーバーしてもその分チャージしない、とか。
いずれも、日本やドイツだと厳しくやられそうな気がするわ。

ただ、こうしたビーチ・リゾート的なところへ行くと、リゾート気分満々な旅行者と貧しい人々の差が、くっきりと見えてしまう。サルデーニャ島でも、やはりビーチにはアフリカ系や南アジア系と思われる人々が、延々と長いビーチを歩きながら、洋服やアクセサリー、偽ブランド商品などを売り歩いている。
1日何個売れるのか怪しいものなのに、強い日差しの中を歩き続ける人々。
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これで食べていけるのかなぁ、国に家族を置いてきているのかなぁ、どうしてイタリアに来たのかなぁ、などと砂に座りながら、つい考えてしまう。自分が旅行者という立場なだけに、どうも心苦しい。
もし、いいものがあるならば買ってもいいかなと思ったが、正直なかなか厳しい。
フェアトレードとつながるが、いいとも思っていないのに買うというのは、それはそれで正しくないように思えてしまうのだ。でも、もうちょっと真剣に見ても良かったかな、などと心がひっかかったりする。

旅行に出ると、こういう事も含めて、ハッとしたりヘ~と思ったり、色々な発見・思考がある。
そういえば1歳半のわが息子は、今回はとにかく初海体験。最初は海でフリーズしていたが、4日目に急にスイッチが入って海の中に入って楽しんでいた。
お疲れ様・・・・。
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いずれにせよ、小さな子連れの旅は、これまでの旅とは全く違う。
リラックスする時間はほとんどなく、息子の昼寝時間などもあるので、1日にできることはすごく限られる。
違う環境で寝つきが悪い息子に、夜中何度も起こされ、私たち夫婦はへろへろ。
そんなこんなもありながら、しかし息子の発見や成長も含め、楽しい思い出が沢山できました。
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by nakazawamlibra | 2016-09-25 01:07

魔の2歳児

わが息子もいよいよ2歳になった。
日本ではよく「魔の2歳児」と言うが、英語でも"Terrible two"、ドイツでも"Trotzphase"(反抗期)と言う言葉を2歳児によく使う。万国共通なのですねえ。

そんなわけで、わが子ももれなくその道を進んでいる。
何を聞いても、とりあえず「Nein(いやだ)」と答えるのは典型的。
最近のテーマは、「ごめんなさい」ができるかどうか。
まだ「ごめんなさい」と口では言えないが、自分の頭をなでながらお辞儀をするというのが、彼なりのごめんなさい。
しかし、これがどうしてもできないらしいのだ。

たわいもないことだが、食べ物など投げるべきでないものを投げたり、友達からオモチャを奪ったり、たまーに噛んでしまったり。そんなときに「ごめんなさい、は?」というと、即座に「Nein」。特に親に謝るのが悔しいらしいのだ。
先日は、お父さんに対してこれを言わせるまでに、何と20-30分もかかった。その間、息子に何がいけなかったのか話をしたり、家を出ていくふりをしたり、おばけが出るぞと脅してみたり(笑)
最後は、ものすごく悔しそうな顔で、ごめんなさいをした。
「お母さんも一緒についていってあげるから、お父さんにごめんなさいしよう」とか、別の時には「お母さんと握手しながら、ごめんなさいしよう」とか、ちょっとした助け舟を出してあげると、少しやる気になる気がする。
後は、大人が座って子供の目線に合わせて話すとか。

まぁ、確かに大人でも、この「ごめんなさい」を素直にすぐ言うことができないことって、結構ある。
それが2歳にして始まってしまうのだものなぁ。
手はかかるが、やっぱり子供は面白い。
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by nakazawamlibra | 2016-09-25 01:00

1時間で生まれちゃいました~

予定日通りの4月1日、2人目が無事生まれました!
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その日の夜、すでに20時を回った頃、「あー、やっぱり予定日通りじゃないのかぁ」と思いながら、寝かしつけのために息子とベッドで本を読み、息子がうつらうつらし始めた。
と、その時、体の中で「パン!」と風船が割れるような大きな音が聞こえ、破水。21時過ぎ。

そこから急いで病院に車を飛ばしたが、破水直後から陣痛が始まり、すぐに5分、3分おきと短くなる。
病院に到着して、陣痛が激しくなり、「ああ、前回もここからが長かったんだよなぁ・・・」と頭の中でボンヤリ考えながら、苦しいのを逃していた。1人目の長男の時は病院についてから18時間かかったのだ。

ところが、そう思ったのもつかの間、助産師さんが「はい、もういきんでいいわよ!」と言うではないか。
「は!?もういいの?」
日本の病院のような、いわゆる分娩室という感じではなく、ゆったりとしたピンクの色調の部屋に普通のベッド風のものが置いてあるので、苦しくても掴むところも足を踏ん張る台もないので、夫の手をギューギュー掴み、足は2人の助産師さんの腿におき、いきんだ。
普通の状態で聞いていればわかったであろうドイツ語も、出産中は集中できず、頭が働かず、隣にいた夫が日本語に訳してくれた・・・ありがとう。

そして、結局破水がおきてから1時間後の22時11分、娘が生まれたのである。
生まれた直後、「うわー、楽だった!」と言ってしまったくらいの高速出産!
日本とドイツの出産、どう違った?と感想を聞かれても、何ともコメントしようのないくらい短時間・・・。
ただ、日本では出産のときに会陰を切ることが一般的なのに比べ、ドイツでは自然に裂けさせるのが主流。今回も自然に裂けたのだが、産後の痛みは皆無に等しく、こっちのほうが圧倒的に良かった。

ドイツは、日本と似て、自然分娩・母乳育児が主流。
分娩した病院も、これらに力を入れているところで、産後の母乳指導も助産師さんがマンツーマンに近い形で毎日頻繁にアドバイスしてくれたので、大満足。
・・・ただ、笑ってしまったのは、食事。夕飯が運ばれてきて、蓋をぱっとあけると、これ。朝ご飯ではありません!そう、ドイツ人家庭では夜ごはんは本当にこれなのです。ほんとに。授乳中でお腹のすく私は、わかっちゃいたけど、蓋をあけて「あらら~」な気分。夫が差し入れてくれたオニギリがあって、良かった~。
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そして、ある日のランチはこれ・・・。デザートではありません!ジャム入り肉まん、バニラソースがけ・・・とでも言おうか。日本じゃあ、甘いものや乳製品は授乳には良くないとされるのに比べ、こちらではミントティーとサルビア(ハーブ)以外は何でもOK!という世界。それにしても、この昼食は・・・。
しかし、どんな国でも何でも割と食べる私は、苦笑しながらも完食いたしました。
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授乳中や妊娠中に食べていいもの、悪いもの、って本当に国によって異なるもの。ドイツ人は日ごろから乳製品をとても多く食べるので、それもOKとなるのだろう。
こういうことは一見事実に見えて、各国の食習慣や文化により異なる。結局のところ、これまでの食生活から大きく外れたり過剰に摂取すること自体が良くないというだけなのではないかな。

心配していた長男の反応は、初対面直後から、妹を「いい子、いい子~」といいながらなでたり、隣で寝たがったり、抱っこしたがったり、さらには気がつけば妹の口から出ていた母乳をタオルで拭いてくれていた。とても微笑ましい。
が、その一方自分への注目が減っていることへのストレスか、私たち親やバーバに対する反抗は日に日に増すばかり。かなり手を焼いているが、通らねばならない道。

産後は、ドイツでは6週間以内はいくらでも助産師さんが自宅に来て、ケアをしてくれる制度。すべて保険でカバーされるというから素晴らしい。日本では地区によって助産師さんが1度訪問してくれるくらい。ドイツでは妊娠中の検診から産後の助産師ケア、さらには産前に例えば安静にしなければいけない妊婦宅に、家事や子供の面倒をみるために来てくれるケアワーカーの費用なども保険でカバーされる。
それに、出産する病院の予約も、普通は産前1ヶ月前くらいに行い、当日突然かけこんでも断られることはあり得ない。出産をサポートする体制が素晴らしい。
日本もようやく検診無料化が導入されたようだが、病院での体制や産後のサポート体制などまだまだやれることはありそう。
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by nakazawamlibra | 2016-09-25 00:20

ドイツ人の子供好きは筋金入り

ドイツ人は子供に厳しそう・・・などというイメージを持っている人もいるかもしれない。
・・・が、実はドイツ人の多くはビックリするほど子供好き。
ベビーカーを押していると、確実にみんな覗いていっては、「まー、かわいい」「見て、この髪の毛!」「何カ月なの?」などなど話しかけてくるのである。日本でも特に新生児を抱えていると、声をかけてくる人も結構いるが、ドイツは基本的にすれ違うと、必ず何か言われる感じ。

例えば、近くのパン屋で、驚くほど無愛想な店員のお姉さんがいるのだが、この間子供2人連れて買いに行ったら、二重人格かと思うほどの別人ぶり。ウットリと子供を見つめては、子供のみならず、私にもウィンクをする始末。
また、パン屋や肉屋などの店で買い物をすると、基本的に子供にハム1枚やらクッキー1枚やらくれるのである。

レストランに行っても、相当フォーマルな店でない限り、子供は温かく迎えてくれるし、ベビーチェアも用意されているのが普通(少なくともこの街では)。まぁ、ファミレスみたいなところもないしね。

ということで、子供、そして子供を持つ親にとっては、なんとも生活しやすい所なのだ。新生児を持ってみて、また改めて感じる今日この頃。
日本も好きだけど、子育て的にはまだ当面帰りたくないなぁ。
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by nakazawamlibra | 2016-09-25 00:17

スーパーの前に座るおじさんとの不思議な取り決め

ドイツのスーパーの前には、ホームレスや生活保護を受けている人々がよく立っていて、ホームレス支援のストリート・マガジン(日本でいえばビッグ・イシューみたいなもの)を売っていたりする。
彼らは、スーパーから出てくるお客さんに雑誌を買ってもらったり、おつりを恵んでもらったりして、生計を立てている。

我が家から歩いて5分のところにある激安スーパーALDIのドアの前にも、足の不自由なおじさんが毎日座っていて、雑誌を売っている。このオジサンも、ホームレスであったのか、足が悪く仕事を得ることができないのか、生活保護を受けている人である。
おじさんは、常に何ともいえない頬笑みを浮かべていて、人の話を聞くのが上手なのか、あらゆるお客さんの話し相手になっており、不思議な地位を確立しているのだった。

私は、日頃このスーパーで買い物はしないのだが(あまりの激安いぶりに不信感)、何しろ毎朝その前を通り過ぎている。
毎朝息子と一緒に「ハロー」と挨拶をして、時々ちょっとした言葉を交わして、通り過ぎる日々。
半年くらい前から、何かのきっかけで息子がこのオジサンとハイタッチをするようになり、以来毎日ハイタッチ。
そして、2週間ほど前のある日、ハイタッチをするおじさんの手の中に、なんとお菓子のグミ「HARIBO」の小さなパッケージがあった。もちろん息子は大喜び。そして、おじさんも嬉しそう。

以来毎日、おじさんの手にはグミ。
微笑ましい、、、、しかし毎日2歳児にグミはtoo muchだろう。しかし、おじさんの好意も台無しにしたくはない。ということで、ある日「本当にありがとう、息子も喜んでいます。でも、毎日くださらなくっていいんですよ~」と言ってみた。別の日に通り過ぎた夫も、「毎日だと習慣になっちゃうので、時々でいいですからね」と伝えてみた。

すると、数日後、おじさんが私に「それじゃ、毎週月・木ってのはどうだい?」と提案が。
適当にほんの時々してくれたら・・・と思っていた私としては、おじさんがそんな取り決めをオファーしてくれたことが、ちょっと面白かった。

取り決め通り、おじさんは月・木にグミを渡してくれる。
私たちも時々おじさんに果物やパン、禁煙努力中の夫のタバコなどを、お返しにあげている。
グミの日をうっかり忘れて、挨拶だけして通り過ぎようとした時には、おじさんは「お、おい、今日は木曜だろ!」と声をかけてくれたり。

ふーむ、奇妙な取り決めと関係。しかし、息子とおじさんにとっては、なかなか楽しい瞬間なのかな。
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by nakazawamlibra | 2016-09-25 00:15


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