ドイツの暮らしとフェアトレード


日本でのフェアトレードの仕事を離れ、ドイツで子育て中!ドイツで過ごす日々やフェアトレードについてのブログです。
by nakazawamlibra

カテゴリ:アート( 8 )

コンゴの青空オーケストラ!

9月からドイツで公開され始めた、ドイツ製作のドキュメンタリー映画「キンシャサ・シンフォニー」を見に行った。コンゴのアマチュア・オーケストラの楽団員を追ったドキュメンタリー。

コンゴは未だに一部地域で武力衝突が続いている国なのだが、日本にいるとなかなかこうしたアフリカの国の情報って入ってこない。ドイツでは、日本に比べれば多いと思うものの、やはりアフリカで多くの植民地支配をした英国やフランスに比べれば、少ないようだ。
ということで、オーケストラにスポットライトを当てていると言うのも面白いし、ドキュメンタリー映画ならドイツ語字幕も出るからいいなと(ドイツでは映画は基本的に吹き替えになっていて、私的にはかなり興ざめ+ドイツ語を追い切れない)。

苦しい暮らしの中に希望と情熱が感じられて、なかなか清々しい映画だった。
ただ、もっと楽団員一人一人がそこにたどり着いた背景とか、人生とかを掘り下げてくれたら、もっとコンゴの現状が分かるのにな・・・とも思った。
いずれにせよ、コンゴで人々がどのように生きているかを感じることができる、貴重な映画だ。

Think the Earthに、この映画とコンゴの今の状況について記事を書きました!
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/news/peace/824congo-movie.html
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by nakazawamlibra | 2010-10-15 05:11 | アート

ロレックスならぬ「ボレックス」!?

たまたま知ったベルリン発の素敵な時計。
その名も、かのロレックス(Rollex)ならぬ「ボレックス(Wollex)」。
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デザイナーが一人でコツコツと手編みしている時計で、コットンでできている。
ドイツ語でコットンはWolle、そこから名づけられたそうだ。
「どこで売っているのですか」とメールしたら、「すぐ編みますよ~」と、自分の好きな時間を指す時計を編んでくれた。お値段も29ユーロと、ロレックスの足元にも及ばぬ値段。

ただ、つい時計をしている感覚になって、ふっと腕を見てしまうのだけど。

http://www.wollex-berlin.de/
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by nakazawamlibra | 2010-09-26 04:44 | アート

すごすぎる!驚愕の壁アート

知人が教えてくれた壁アーティストBLUの作品。

壁に描いたひとコマひとコマを写真で撮って、それをつなぎ合わせて映像にしているとのこと。

とにかく、今まで見たことのない映像作品。↓ 必見!
http://www.youtube.com/watch?v=uuGaqLT-gO4&feature=player_embedded

いったいどれだけの時間が費やされたのやら。
なんだかシュールな気持ち悪ーい感じなのだけど、目が離せません!
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by nakazawamlibra | 2010-04-05 05:31 | アート

アートの旅 in ハーグ

絵を見るのも描くのも好きなのだが、ベビーが生まれてからは、ゆっくりアートを見るのが難しい。
ドイツに来てからすでに3-4つの美術館を訪れているが、やはりベビーにとっては全く理解不能(彼にとってみれば、全く迷惑なんだろうなぁ)。
確実に途中からグズグズ泣かれ撤退することになる。

ということで、今年の旦那からのクリスマスプレゼントは・・・・
旦那がベビーの面倒を見ている間に、ゆっくりアート観賞をすること!

訪れたのは、オランダのハーグという街。
ここにあるMauritschuis Museumには、かの有名なフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の絵やレンブラントの絵が並ぶ。

フェルメールもレンブラントも、とても写実的で特に好きな画家ではないのだが、いずれも光の描き方がすごいので、一度見てみたかったのだ。
実際見ていると、ちょっとゾッとするような雰囲気ながら、美しく、引き込まれてしまう。
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レンブラントの絵は、まるでその瞬間にどこかからスポットライトが当てられている舞台のよう。
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また、この美術館の近くには、だまし絵で有名なエッシャーの美術館もある。
確か中学だか高校のころ、教科書で初めて見た記憶があるが、これまた好きな画家というわけではないが、印象に残っていた。
上っているはずの階段が下っていたり、鳥の絵のはずが次第に魚に変わっていたり、その絵には皆さんも見覚えがあるのでは?
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予想以上にこの美術館も面白かった。
エッシャーの最大のテーマは、「時間と空間の無限性」だったらしい。
だからこそ、いつまでも終わらない階段や水の流れであったり、鳥から魚、さらにはそれがいつの間にか建物になってしまうような不思議な連続性が描かれていた。
彼の頭の中では摩訶不思議な世界が繰り広げられていたに違いない。
それに、エッシャーの絵は手で描かれていると思っていたのだが、実は精密な木版画とリトグラフだったのは驚き。
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ということで、あっという間にアート・タイムは終わり。
締めは、旦那と息子も一緒に、ハーグの近くにあるScheveningen(日本語ではスケベニンゲンと呼ばれる可笑しな地名)の海岸へ。
初めて見る海は、真冬の北海。冷たい風に吹かれて難しい顔をしていました。
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by nakazawamlibra | 2009-12-27 05:31 | アート

とにかく名作!ロシアのアニメ「霧につつまれたハリネズミ」

最近、私がいないと眠れないわが子に、なんとか一人で眠ってもらえないかと試行錯誤中。
ということで、日本で友人からもらったハリネズミのぬいぐるみを握らせている(無理やり笑)。
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それを見ていたら、ふっと10年ほど前に、阿佐が谷の映画館で観たロシア・アニメーションの大家であるユーリー・ノルシュテインの作品「霧につつまれたハリネズミ」を思い出した。
あの時、なぜ阿佐が谷というマニアックな場所の映画館まで、この映画を見に行ったのか思い出せないけれど、見た時はとても衝撃で「素晴らしく美しいアニメーション!!」と感激したのだ。
そして、ユーリー・ノルシュテインのDVDをドイツに持ってきていたので、昨晩息子が寝た後にまた見なおしたけれど、やっぱり素晴らしい!
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知らない人も多いかもしれないけれど、ノルシュテインは世界的にもアニメーションの神様と言われている人らしい。ノルシュテインの作品は、おもに切り紙を重ねて作られたアニメーションで、アニメというよりは絵本が動き出したような作品。
この「霧につつまれたハリネズミ」は、小さなハリネズミが友達のコグマに会いに、霧の中を旅するストーリーなのだけれど(たったの10分)、しっとりと静かな中に温かい光や空気を感じられる作品。絵本も出版されている。

また、彼のそのほかの作品では「話の話」が有名で、世界的に史上最高のアニメーションと讃えられているほどだ。「話の話」は、ストーリーはとても複雑で、ぱっと見ただけでは何を示しているのか分かりにくい。それでも、その美しい絵と独創性溢れる展開で、なんだかずっと見てしまうのである。

ロシア・アニメーションというと何だかマニアックっぽいけど、とにかくホントに素晴らしいので、是非見ることをお勧めします!

ユーリー・ノルシュテインの作品群について
ユーリー・ノルシュテインのDVD 
絵本「きりのなかのはりねずみ
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by nakazawamlibra | 2009-08-27 22:35 | アート

写真家・長倉洋海

ドイツで引っ越すにあたり、アートや写真類の重い本はほとんど日本に置いてきたのだけれど、唯一持ってきたのが、長倉洋海さんの「西域の貌」という写真集。
シルクロードの国々の風景や人々の暮らしを撮った写真集で、2年くらい前に買った本なのだが、いつ見ても何だか感動を覚える。
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長倉洋海さんの写真は、おもにアフガニスタンやシルクロードなどの人々の写真が多い。
人々の時として凛とした、時として幸せそうな表情や、その地の匂いや喧噪まで伝わってきそうな風景の写真ばかりで、写真に溢れる光や色もとても素晴らしい!
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彼は、アフガニスタンやコソボ、エル・サルバドルなど世界の紛争地でも写真を撮っている。そうした経験や彼の写真家としての人生などを綴った本「ぼくが見てきた戦争と平和」という本もおススメ。
写真と文章が混ざった本で読みやすいし、戦争というニュースでは一言で括られてしまうような出来事のなかで、ひとりひとりの人がどう生きて考えているのかなどが綴られており、考えさせられる。

特に、アフガニスタン抵抗運動の指導者マスードに長く同行して写真を撮っていて、この本のなかに、広い緑の草原でマスードが寝そべりながら、一人で静かに読書にふける写真がある。その写真を見ると、どこかで見かけたことのあるような普通の一人の青年がそこにいる(これが、とてもいい写真なのです)。
どんな歴史上の人物や政治的な指導者であれ、結局一人の普通の人間なんだよなぁ、という当たり前のことを感じ、そういう普通の人が戦いに身を投じるようになる背景にどんな環境や出来事があったのだろうか、、、ということを思わざるを得ない。

長倉さんはたくさんの写真集を出しているので、ぜひ一度は見てみることをおススメします!

長倉洋海さんのHP: http://www.h-nagakura.net/index.html
写真集「西域の貌
著書 「ぼくが見てきた戦争と平和
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by nakazawamlibra | 2009-07-30 22:21 | アート

森の美術館

前回紹介した安藤忠雄の美術館からすぐのところに、もう一つ変わった美術館があるというので行ってみた。その名は、Museum Insel Hombroich
美術館のパンフレットには、”Kunst parallel zur Natur”(自然とともにあるアート)と書かれている。
敷地内は広大な森で、これ全体が美術館。ステキな草花が生え、池があったり林があったり、珍しい小鳥や虫がいたり・・・こんな森で、これからどんなアートに出くわすのかワクワクする。
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森のなかには14の小さな建物が点在していて、それぞれの建物に色々なアート作品が飾られている。
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外と中の空間は特にドアで仕切られているわけではなく、入り口から見る外の風景は、まるで絵画のよう。またアート作品も何だか無造作に置かれていて、ライティングは自然光だけ。建物のなかで別に学芸員が見張っているわけでもなく、なんともリラックスした感じ。
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この美術館を見回るには、少なくとも2-3時間はかかる。広大な森を歩き疲れたら、途中にあるカフェでの飲食はタダ。とはいっても、まぁこんな感じのシンプルなパンやジャム、果物という程度で、そんな美味しいわけでもないけど、なかなか嬉しいサービス。
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今まで日本でも、自然のなかにある美術館は見たことはあるが、やはり周りの自然と建物はかっちり区切られているように思えた(外に飾られたモニュメントなどは別として)。
この美術館のように自然とアートの空間の仕切りがゆるく、不思議に融合されている場所は今まで見たことがない。

デュッセルドルフの町自体は、あまり見るところのない町だけれど、この美術館は結構近くにあるので、是非この美術館も訪れることをおススメします!
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by nakazawamlibra | 2009-06-11 05:09 | アート

こんなところに安藤忠雄!

デュッセルドルフから車で20分くらいのNeussというエリアに、日本の有名な建築家である安藤忠雄がデザインした美術館Langen Foundationがあると聞き、早速行ってみた。Neussに着いたものの、どこにもLangen Foundationの看板は出ておらず、住所を頼りに探すと、行けども行けども広い草原と畑。
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すると突然、「これぞ安藤忠雄」という感じの建物が現れた。
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自然と対照的なコンクリートの建物に、うまく外の光や緑を取り入れた美術館だった。絵を展示するスペースは、天井が高く贅沢なほどゆったりしている。私は、安藤忠雄がすごく好きというわけではないのだけれど、絵を展示する空間の作り方は素晴らしいなぁと思う。

日本でも、安藤忠雄が建築した、香川県の直島にある「地中美術館」を訪れたことがある。
入場料が結構高いわりに、展示されている作品の数は少ないので、どんなものかしら・・・と思って行ったが、これは本当に素晴らしかった!
薄暗い部屋を抜けると、急に自然の光がふりそそぐ大きな白い壁と床の空間が現れて、その真ん中にモネの睡蓮の絵がぼんやりと浮かび上がる。絵はそれ自体で素晴らしいものがたくさんあるけれど、その絵がどのように展示されているかということは、とても大きな要素。地中美術館のモネは、絵だけではなくて建物が一緒になって一つの作品だなぁと思った。

Langen Foundationは、地中美術館ほど素晴らしい建物ではないけれど、まわりの自然とひとつにして見てみると、面白い。
そして、すぐ近くの森のなかにある個性的な美術館 Museum Insel Hombroichとあわせて行くことをおススメします!Museum Insel Hombroichについては、次回・・・。
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by nakazawamlibra | 2009-06-10 05:38 | アート


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