ドイツの暮らしとフェアトレード


日本でのフェアトレードの仕事を離れ、ドイツで子育て中!ドイツで過ごす日々やフェアトレードについてのブログです。
by nakazawamlibra

語学学校の託児所で見た現実

ドイツに来てから早1ヶ月半。
日常生活やママ&ベビーの教室でドイツ語をなるべく使うように頑張っているが、やっぱり語学学校に行ってきちんと勉強したいなぁと思っていた。でも、5ヶ月になったばかりの我が息子は、よくぐずるし、未だに2時間おきの授乳なので、自由に語学学校など行っていられない!ちょこちょこテキストで自習もしているが、やっぱり赤ちゃんがそばにいると、彼が寝ているほんの少しの間にしか集中してできず、他にもやらなきゃいけないこともあったりして、イマイチちゃんとできない(まぁ、言い訳だけど)。

この町には、そんなお母さんたちのために託児所付きの語学学校がすこしだけある。日本人のお母さんたち向けの託児所付き学校もあるらしいのだが、生徒が日本人ばかりでは結局ドイツ語を話さなそうなので、避けたい。
市が運営している市民大学みたいな所にも、託児所付きの教室があるけれど、1歳半以上でないと預かってくれない。

それ以外にはなかなか見つけられず、インターネットで検索したなかで、ようやく7ヶ月から預かってくれる託児所のある語学学校を見つけた。
なぜか授業料は1クラス(45分)2.5ユーロ程度とすごく安く、移民局への補助申請のようなものを学校が代理で提出すると、その授業料は1ユーロにまでなるという。それにしたってなぜそんなに安いのかなぁ。こうなってくると、本当に信頼できる学校なのかよくわからない。
託児所も、本当に子供をちゃんと預けられるようなところなのか!?という疑問もある。

ということで、まず学校と託児所を見学しに行った。約束した時間よりかなり早く着いてみると、ちょっとびっくりした様子で慌てて学校と託児所を見せてくれた。
託児所・・・・と言われる部屋のドアを開けると、小さな部屋に20人くらいの子供たちが所狭しと座っていて、泣くは喚くは騒ぐはの大合唱。

それだけ子供がいるのに、部屋もすごく狭い上に、保育士のような人は1人しかいない。
「子供の数のわりに、部屋がすごく狭くないですか・・・?」と思わず、つぶやいてしまった私。学校のスタッフは慌てた様子で、「いつもは2部屋に分けているんですけれど、今はたまたま・・。もう1部屋は寝る子用の部屋ですよ」といって、見せてくれた部屋も薄暗く狭く、ドンとテレビ1つと小さなベッド1つが置いてあるばかり。
「・・・・」

一事が万事。
たまたま今日だけすし詰めになっていると言うが、今日そういう日だったのなら、他にもそういう日があるはず。
もし息子を預けたら、きっと寝かされたまま泣いても放置されるか、テレビの前に座らされたままになるに違いないと想像してしまった。うーん、こんなところに息子は預けられん!
やっぱり変に安かったりすると、その裏には必ず安いなりの理由があるものだ(フェアトレードと一緒だわ)。

しかし、私はそんなことを言って選んでいる余裕があるが、この学校に来ている子育てママたちはそんなことは言っていられないのだろう。その日各教室にいた学生のほとんどは、トルコ系をはじめとする中東系の人たちで、おそらく就労ビザなどの関係でとにかく早く語学を習得しなければ、ビザの許可も更新も難しいのだろう。この町は日本企業が多いから、多分日本人はそれに比べれば厳しくないのだろうが、それでも更新するためには語学のチェックが厳しく入ると、日本人美容師さんが言っていた。

なんとなく、この町に集まるさまざまな国の人たちの一幕を見たような気がした。でも、あの託児所はもしいつもああだとしたら、マズイんじゃないかなぁと思うと、あの部屋の光景が頭を離れない。
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by nakazawamlibra | 2009-06-17 00:04 | 暮らし全般
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