ドイツの暮らしとフェアトレード |
ドイツと言えばリサイクル大国。噂のゴミ分別はいかなるものか??
大まかには次のような分別。 1.資源ごみ(プラスチック容器・包装、金属製容器・包装、紙パックなど/ Der Gruene Punkt 2.有機ゴミ(野菜や果物クズや卵の殻などコンポストにできるもの) / Biomuell 3.ガラス・ビン / Altglas 4.ダンボール・古紙 / Altpapier 5.その他のゴミ/ Restmuell ということで、一番最後の「そのほかのゴミ」とされている物以外は全てリサイクルされる仕組みになっている。日本でもビン・缶やダンボール・古紙などは資源ごみとして回収されているけれど、ドイツでリサイクルの対象となるものはより幅広い。多くの商品のパッケージには、リサイクルマークが表示されており、それらは全て資源ごみに出せるのである。 下の写真はガラス・ビンの分別BOX。白、緑、茶とビンの色によって分別するようになっている。 その他にも、古着や古い靴を回収するBOXまである。 これはドイツの赤十字を中心とした団体が回収しているようで、集められたものたちは古着販売業者に売却されたり、古着にならないものは工業用雑巾や再生糸などにされたりするようで、いずれにせよこうした服や靴も再利用されやすいシステムになっている。ただ、実際どのくらいのものがどのように活用されているかなどは、回収BOXに表示されているわけでもなく、新しくこの地に来た者としては「いったいこれらはどう再利用されるの??」ということが一見分かりにくい感じがしたけれど、、、。また、古着などが売却された資金がどう回っていて、赤十字などの団体がそれにどう絡んでいるのかしら、、、など色々な疑問が頭に浮かんでくる。まぁ、私がこれからドイツ語ができるようになれば、きっとインターネットなどで調べれば詳しいことはすぐ分かるのかもしれないですね。 また、ペットボトルについては、ペットボトル分の料金がデポジットとして上乗せされており、スーパー内などのペットボトルマシーンにボトルを返却すると、例えば1.5リットルのボトルであれば1つあたり25セントが返ってくる仕組み。ただし現金が返って来るわけではなく、ペットボトルマシーンから出てくるレシートをレジで出すと買い物したものの料金からその分が差し引かれるというシステム(少なくともうちの近所では)。 このような各種回収ボックスは、街中の道端に点々と設置されており、必ずしも自分のマンションなどの中に全てがあるわけではないので、物によっては少し歩いて出しにいかなければならない。でも、このようにゴミがゴミではなく幅広く再利用されるということが浸透していると、ゴミもきちんと分別したくなるし、またちょっとの距離でも出しに行こうという気になる。 また、こうしたシステムが成り立つためには、リサイクルにかかる費用が再資源化された商品が流通するのに見合うかどうかが重要なキーポイント。コストをかけても、リサイクルされたものや商品が消費者によって受け入れられなければ、結局継続しない。 日本ではリサイクルにかかる莫大な費用などが問題視されることがあるけれど、ドイツではそこらへんどうなっているのかしら、、、!? これからおいおい調べていきたいところです!!
by nakazawamlibra
| 2009-05-07 05:43
| エコロジー
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